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OMRON

オムロン キリンテクノシステム株式会社 Japan

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仕事の面白み・大変さ

未経験の技術に挑戦できる

上原)
仕事の面白み、大変さで言いますと、自分の未経験の技術に挑戦するときに面白さを感じます。出来ることも増えますので、自分の可能性が毎日広がりますね。
月並みなのですが、設計した機械が自分の思い通りに形になった時に面白いと感じるというのも、設計者の醍醐味としてあるかなと思います。

中川)
上原さんはもともと大学では何を学んでいたんですか?

上原)
大学では経済学を学んでいて、理系ではありませんでした。大学とは全く違ったことをやっているということになりますね。

中川)
確かに学生時代は理系ではなかったという方も、社員には多いですね。入社してからも学ぶことはできますので、どんな学部に限らずやっていけるかなと思います。

上原)
そうですね。興味をもってやればどんな可能性もあるのかなと思います。

初期の段階から関わることができる

木方)
私の仕事は光学の開発です。光学というのは、検査機の設計をする前に、お客様にいただいた不良サンプルをどのレンズ、どのような照明を使って検査するのかというのを開発する仕事で、まず一番最初に取り掛かる分野です。お客様との仕様の打ち合わせから入ることもありますので、初期の開発の段階から携われるという点が面白いと感じます。

中川)
まったくのスタート時点からお客様の要望を聞き出していくのですね。

木方)
はい。お客様の要望の仕様を頂いて、それに合わせて光学の開発をして、その上で不良サンプルが何%取れるか、そういった資料を作成するのが主な業務です。

中川)
お客様とのコミュニケーションといったところも大事になってきますね。

木方)
そうですね。お客様と直接話して検査機を作り上げていく、といったところが醍醐味だと思いますね。

中川)
木方さんは大学では何を学ばれていたのですか?

木方)
私は電気系の大学で工学部だったのですが、そこでレーザーの研究をしていまして、その関係で光学の開発に興味を持ちました。

中川)
学生時代に学んだことを活かしているのですね。

木方)
はい、そうですね。

何百、何千本の検査結果をチェック

木方)
私は光学開発ですので、出来上がった検査機の性能を検査するのも私の仕事でして、時には多くの品種のサンプルを、何百、何千と検査します。
わからないくらいの本数になってしまうこともありますね。

中川)
気が遠くなる作業ですね。

木方)
そうですね。大変だと思うこともあるのですが、やはりやりがい、やり終えた時の達成感というのはあると思います。

中川)
ものすごくたくさんの量になるわけですが、その中で気を付けている点や心がけていることはありますか?

木方)
そうですね。やっぱりお客様の方では何千本の中でも1本でも不良が出てしまうと製品品質の問題になりますので、見逃さないような検査を目指してやっています。

中川)
なるほど、何千だろうと技術者が1つ1つをしっかりと検査して、という所が会社の信頼に繋がっていきますよね。

正解がないものへのトライ&エラー

上原)
技術のメーカーなので、世界のどこにも正解がないというか、やったことがないことに対してベストな回答を出さなければならない時があります。そういった時は世界の最先端のことをやっているので誰に聞いてもわからないわけなので、その中でもやらなきゃいけないという、ゴールというか、目標があるので、そこに対して回答を出すというのは面白みでもありますし、難しいという所もあります。トライ&エラーを繰り返してめげずにやりきる、という姿勢が大事かなと思います。

中川)
前例のないところから作り上げるという、まさに日進月歩ということですね。
上原さんご自身は挑戦していくことに楽しみを感じる方ですか?

上原)
そうですね。わたしはその方が楽しいなと感じます。

中川)
正解がないからこそ面白みにもつながるのですね。

上原)
大変さと面白みは表裏一体なのかもしれませんね。

入社後初の出張 〜北海道〜

上原)
自分にとっては北海道が思い出のある場所です。
入社後最初に現地工事、据え付けで、改造の工事だったのですが、苦心して設計したものを、現地でのアクシデントもありつつ、協力して無事に納入できたことがありました。それが北海道の札幌に近いところで、何泊かしました。最終日、帰りの便まで時間があったので、ひとりで時間をつぶすために北海道観光をしました。仕方ないですよね?(笑)時間があったのですから(笑)。

中川)
木方さんがいいなぁという顔で見てますね(笑)。
だいぶ楽しまれたのですね?

上原)
そうですかね。札幌市内をいろいろ歩いたりしたんですが、最終的には空港で待ってました。時間がだいぶ空いていたので。おいしいものは食べました。

中川)
そのような出張も行くことがあるのですね。

上原)
基本は行かないんですけれど、行った方がいいとか、重要なこととか、あとは設計で言えば仕様の打ち合わせ、作る前にこういう仕様にしましょうよというのは、だいたい往々にしてお客様の所にお伺いしてますので、そういった時はあります。
ある設計者は全国日本中、1県以外は全部行ったことがあると言っていました。

思い出の出張 〜ビールサーバー〜

木方)
自分の思い出としては、ある案件で、家庭用のビールサーバー用のペットボトルというものがありまして、それの検査機を開発した時に、現場で想定外のトラブルが発生してしまったことがありました。経験がなかったので焦りましたが、現場のベテランのサービス部門の方々が、迅速に対処していただきまして、何とか乗り切れたということが思い出に残っています。

中川)
入社して最初に、トラブルでどうしようかなって思った経験という事ですね。
そこは周りの方がしっかりフォローしてくれたという。

木方)
そうですね。うちの社員の方々は、結構助けてくれる方が多いので、かなり助けになっています。

中川)
では木方さんも上の方に行ったら後輩をどんどん助けていこうかなという事ですね?

木方)
そうですね。

オムロン キリンテクノシステム 社員インタビュー 全3回

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